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2008年12月22日

53 孤立する夢をよく見る

大学時代から、よく見る夢がある。
学校の教室の中で孤立してしまう夢である。

きっと、内心では強がっていても、本心では孤独を恐れているのだと思う。

自分の強がりといえば、「たとえ世の中を敵に回しても、自分の味方だという人が、一人でもいれば、オレはそれでいい。」というものだ。

とくに恋愛をする時にそう思う。
離婚を経験して、その思いはますます増幅されたような気がする。。。

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高校生活の後半から大学時代にかけては、自分の心が解放された時代である。

地元のしがらみと親から離れて、お金はなかったが何かも自由だった時期である。
(とはいえ、親に頼っていることには変わりないのだが。)

その反対に高校までは良くも悪くも管理され保護された時代だった。
自分は学校というものが嫌いで、保育園は、あまりにも自分が泣きわめくので、途中で親も通わせるのをあきらめたくらい筋金入りである。。。

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そんな学校嫌いの自分が、とくにトラウマとなっているのは高校時代だ。
なぜなら、高校時代は、教師やクラスメイトに大きな反発を持っていたからだ。

ちなみに母校は、いわゆる進学校なので、頭の良いやつが多い。
ずる賢く陰険で見栄の塊、そして損得勘定が激しいやつが多くて、それに腹が立っていた。
そして、孤立したくないがために、そういう嫌な奴らと同じ仲良しグループに入っていた「自分」にも腹立たしかった。
正直、同じグループのやつでさえ、ロクなやつがいない、と思っていた。

進学校のやつの何が腹立つって、他にも理由はたくさんあるのだが、まあ男として見れば、ケンカも弱いくせに不良みたいな恰好をして突っ張るやつが多すぎること。
一歩学校から外に出れば、他校の不良を避けて通るようなヤツばかりで格好悪いの極致である。
(不良は大嫌いだが、ナンチャッテ不良も嫌いなのだ。)

自分の友達がガラの悪い高校に通っているのだが、「お前の高校のやつらと思うけど、ムカつくからボコボコにしてやった。」などという話を聞いて、「おいおい勘弁してやれよ」などと思わずに「いい気味だ」と思ってしまったくらいだ。

そして、進学校なのにいじめもあり、しかも陰湿である。
近所のいじめられっこの女の子がいたのだが、陰で変なあだ名をつけられて呼ばれ、みんなから避けられていた。
小学校の頃から知っていて、その頃からいじめられていたのだが、さすがにかわいそうなので、たまに話しかけることもあったが、そういうことをする自分が逆にバカにされることもあった。
その時付き合っていた彼女も、そのいじめられっ子の悪口・陰口を楽しそうに話すのには閉口した。
男も女も教師も、心の底からロクなやつがいねえって思ったものだ。

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そうやって自分が周りの人間に反発を抱くものだから、もしかしたら、周りの人間は教師も含めて、そんな自分をウザイと思ってるんじゃないかとか、段々と、そういう「被害妄想」的な事を考え始めるようになった。

そして、「オレには小中学校時代からの昔からの友達がいるから、こんなやつらにわかってもらえなくてもいいんだ。」と、思うようになった。

しかし実体としては、そんな、くだらないやつらに勉強を教わり、同じ教室で同じグループにいるわけで、いつまで、こんなことを続けなければならないのだろうか、と思っていた。

その結果、授業をさぼり始めた高3の後半、そして、家から出た大学時代に、とてつもない開放感を感じることができたのだろうと思う。

その反面、「いつまた、その時の窮屈な時代に戻ってしまうのではないか?」という不安が無意識の中にあり、それを「夢」という形で度々見るようになったのだと思う。

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そんなわけで、自分の実家の友達は、ほとんどが中卒か高卒、専門卒で大卒のヤツはいない。
唯一今でも付き合いのある例の高校の友達も実は小・中学校の頃の友達だ。

結局、実家の友達も、そして上京してきてから出会った友達も、ウラ・オモテがないのだ。
話してて自然体になれるし、イライラしない。

学歴は関係ないのだが、学歴と「損得勘定における計算高さ」は比例することが多い。
それが見え隠れする、自分だけ助かろうとする人間に嫌気がさすのである。

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それにしてもこの夢は本当にリアルで、「明日もまた学校に行かなきゃいけないし。」とか「進路はどうしよう?」「明日からどうしよう?」とか、夢の中でそれを考える自分が、恐ろしくリアルに再現される。
その段階で目が覚めて、「夢か」と、ほっとする。

そのあと、布団の中で、自分の味方になってくれる人は世の中にどれだけいるのだろうかと、考えると怖くなる。

そのくせ、上京して(きっと味方である)両親や兄弟と離れて暮らし、田舎暮らしなどと言って、都会の仲の良い友達とも離れて暮らし、知らない人ばかりのところに行くのも、良く考えてみればおかしな話である。。。

投稿者 inu : 2008年12月22日 08:08